わが家では息子が生後0か月のときから、ほとんど寝かしつけをしたことがありません。
夜になったらベビーベッドの上に寝かせ、寝室のドアを閉めるだけで朝までぐっすり…いわゆるセルフねんねをしています。
11か月になった今も変わらず、20時に就寝し、基本的には朝まで起きません。
「出産後、全然眠れなくて辛い」という話をよく耳にするので、恐怖を感じていましたが、完全に杞憂でとてもありがたいことでした。
本記事では、そんな息子がセルフねんねをするためにやったことを紹介します。
産前からセルフねんねしたいと決めていた
妊娠中に読んだ本でセルフねんねの存在を知り、わが家でも「そのスタイルがいいね」と夫と話していました。
寝かしつけに1日1時間もかかってしまったら、その後の家事がしんどいし、自分たちの時間はなくなりそう…。なので、「1人で寝てくれたらラッキー!」くらいの軽い気持ちで、あまり期待はせずに、ねんトレをスタートしました。
実践するうえで、参考にした書籍はこちら
またこちらの本も参考にしました
科学的な方法が確立されているわけではなさそうなので、本を参考に私たちがやりやすいようにゆるーく実践しました。
セルフねんね&朝までぐっすりのためにやったこと
ねんトレをしたなかで、個人的によかったなというポイントは以下のとおり。
1:睡眠の環境を整える
2:生活リズムを固定する
3:泣いたら少し待つ
中でも3の「泣いたら少し待つ」が一番重要かつ、心が折れやすいのかなと思っています。具体的に説明します。
1:睡眠の環境を整える
まずは安全かつ、赤ちゃんがぐっすりと寝やすい空間作りが大切。
わが家では、運用のしやすさと安全性を考えてベビーベッドを使っています。
室温もそれぞれの季節に合わせ、いい感じの温度に調節。swichbotの温度計と連携させ、気が向いたときにアプリで室温を確認していました。それ以外にも音とか、光とかあるようなのですが、この時点で息子はしっかり寝てくれるので、特に気にしていません。
また、息子が就寝してからは、私たちが寝る時間までは別室で過ごすことになるため、万が一のために体動センサーを設置しています。これはセルフねんねのためというよりも、私たちが少しでも安心感を感じたいため採用しました。
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2:生活リズムを固定する
セルフねんねに限らず赤ちゃん(てか人間)は毎日決まったリズムで過ごすのがよいとされています。
起きる時間、寝る時間はだいたい固定し、授乳やお風呂もタイミングを揃えました。
以下は0か月、3か月、11か月のスケジュールです。起床~就寝時間はほとんど変わっていません。
生後3か月くらいから母乳+粉ミルクから粉ミルクに移行しています。実際に粉ミルクの方が腹持ちがよく、ぐっすり眠ってくれるようです。
3:泣いたら少し待つ
赤ちゃんが泣いたときは、通常の鳴き声であればすぐにあやさず、少しだけ待つことを心がけました。
「少し」=1~5分くらいが目安。泣いたら1分程度待って、それでも泣き止まないときは、オムツを変えるなり、あやすなりします。
息子は無意味に泣くタイプではなかったので、何かしらの不快を取り除いてあげれば泣きやむことがほとんど。
特に夜は「寝言泣き」の場合が多いです。少し待っても泣き止まない場合は、あやして落ち着いてからベッドに寝かせ、再度泣くようであれば、1回目よりも長めの時間待つ。というのを最長5分繰り返します。
泣かれている間は意外と長く感じるので、タイマーなどで時間を測りながら行うと個人的に罪悪感が薄れます…。
セルフねんねがうまくいった理由
0か月からセルフねんねをしていたのが大きいのかなと思います。
一番大変だと思うのは「泣いてもすぐにあやさずに待つ」こと。子どもの泣き声が大きすぎるとそうもいかないよなーと思いつつ、我が家はあまり泣かない&泣き声は我慢できる程度だったので助かりました。その点では、子どもの個性によるのかなーと思っています(元も子もない)。
また、夜に連続で寝続けるには、5時間→6時間→7時間…と段階的に睡眠時間を伸ばしていったので、いずれやり方を紹介したいと思います。
11か月の今の息子の状態
現在は、夜19~20時の間に寝室のベビーベッドへつれていきます。
少しビックリするのが、そのときに寝付けなくても、眠れるまでベッドでじっと起きていることです。
「こういうときこそ、赤ちゃんって泣くもんじゃないの?」と思っていたので驚いています。
時々様子を見に行くと、起き上がってキャッキャッするのですが、大人がそのまま「おやすみ~」と部屋を出ても泣いたりはせず、眠るまでじっと待っているかのようです。(数分後また見に行くと寝てる)
以上、息子がセルフねんねの記録でした。たまたまよく眠れる子だったとは思うのですが、1サンプルデータとして参考にしていただけたらと思います。