先日、1歳6ヶ月の息子と一緒にワンオペ旅行をしたのですが、思いのほかバタバタしてしまい、リフレッシュできる時間はほぼなかったです…笑。
そこで、今回の経験を振り返りながら、一歳児と快適にワンオペ旅行をする工夫を考えてみました。
1. 旅行の目的を明確にしそれに沿った準備をする
まずは、旅行の目的をはっきりさせることが重要です。
目的は1つか2つに絞る
私の場合、ホテルでゆっくり温泉に浸かることをメインの目的としていました。しかし、予算や他の下心(子どもが楽しめるところ、できるだけ低予算に抑えたい、周辺観光もしたいなど)の関係で「温泉にゆっくり浸かる」という最優先事項を十分に満たせませんでした。
もし温泉にゆっくり入りたいを主目的とする場合は、「託児サービスのある宿」「露天風呂付き客室の宿」といったホテルを検討すればよかったと思います。
目的に応じた事前準備が必要
「余裕があれば帰りに観光もしたい」と考えていましたが、いざ当日となるとタクシーがつかまりませんでした。ホテルから10分ほどの観光施設に行きたくて、タクシー会社4社に連絡を取りましたが、全滅。
諦めて、あらかじめ予約をしていたシャトルバスでそのまま駅に向かい帰宅しました。
帰りの駅にはタクシーがたくさん並んでいたため、「あれ?」と思ったのですが
よくよく考えてみるとホテルと駅が離れているため、タクシーを手配するにも「午前中の忙しい時間帯に駅から30分かけて迎車し、10分しか乗らないお客さん」では採算が取れないよね…。と思いました。
「あわよくば」ではなく、周辺観光も目的に組み込む場合は、そこまでの移動手段も予め考える必要がありました。
2. ホテル選びは親が子どものお世話をしやすいかで考える
食事は部屋食か個室がよい
以前のブログでも書いた通り、ワンオペ旅行ならビュッフェ形式ではなく、部屋食か個室で食事ができる宿を選んだほうがいいと思います。
自分の食事どころか、子どもに食事を用意するだけでも大変だからです。

温泉重視なら貸切風呂や客室露天風呂がおすすめ
大浴場だと、子供に気を使いながらだと十分にリフレッシュできません。子どもも私も落ち着かず、お風呂に1分浸かったか浸かってないかぐらい…
貸切風呂や客室風呂付きの部屋を選んで、ゆったり楽しむほうがストレスを減らせます。
そうなると上記の要件を満たすには、ある程度のお金が必要だったりします…。
小さい子供と行くワンオペ旅行なら、多少費用がかかっても「自分が楽に過ごせる設備とサービス」に投資する価値は大きいと思います。
3. 新幹線は子どもの指定席も確保する
指定席のメリット
私は新幹線の指定席を事前予約しました。自由席だと座れるかどうか心配ですし、混んでいる場合は子どもと一緒に立つのは大変です(プラスベビーカーがあるとなるとさらに大変)。
お金がかかったとしても、「確実に座れる」という安心感を買うために指定席を取るのは大いにアリだと思いました。
新幹線のおすすめの席
新幹線で席を取る場合、一番前か一番後ろが人気だと思います。
私が今回の旅で思ったことは、ちょろちょろ動き回る月齢であれば一番前がいいと思いました。
それは畳んだベビーカーを置くスペースが確保できるからです。前の席におけば、子どもが床に降りる意識が低くなるような気がしました(ベビーカーで覆われているため)、また、前の席の人がリクライニングに気を使わないようにという点でも、前の席の方がおすすめです。

4. 旅のスタイルは両手が開くことが基本
荷物を減らしてリュック1つで身軽に
1歳児はまだ長距離を歩けず、すぐに転びやすいのでベビーカーを使用しました。
新幹線に乗ったあとはすぐさま席に着きたかったため、ベビーカーを畳んだ状態で乗り込む必要がありました。
片手に子ども、片手にベビーカーという形になるので、両手はあけておきたい。そこで、荷物はリュック1つ+小さなショルダーバッグのみを持っていくようにしました。
私が持っていった荷物の詳細はYouTubeでまとめていますので、興味があればご参照ください。
ウェルカムベビーのお宿を活用すれば準備はゆるくても安心
ウェルカムベビーの宿だと、子供用の備品が揃っている場合が多いので、ある程度荷物を減らすことができます。必要最低限の持ち物を厳選し、あとは宿のサービスを利用するのもワンオペ旅行を楽にするポイントです。

1歳児を連れてのワンオペ旅行は、想像以上にハードな場面がある一方で、子供と一緒に過ごす特別な時間にもなります。月齢が上がれば楽になる部分もあれば、また別の大変さが出てくるかもしれません。
目的を明確にして宿や移動手段を工夫し、自分が少しでもリフレッシュできる余裕をつくることが大切だと改めて感じました。ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。