今回は前回の記事に引き続き、わが家で行っている家計管理の方法を紹介します。
前回の記事
わが家はすべての銀行口座、証券口座、クレジットカード情報を、家計簿アプリ「マネーフォワード」と連携させています。
そして毎月、マネーフォワードからクレジットカードの支払い情報をダウンロードし、その情報をスプレッドシートで管理しています。
正直、マネーフォワードだけでも支出額は把握できるし、やることも少なくて時短です。
しかし、私たちはあえて月1で「精算会」の形をとることで、お金の流れを把握したり、夫婦のお金や将来の価値観を刷り合わせする場にしています。
そのときの記事はこちら
家計管理の全体像
わが家のお金の流れはこんな感じです。
私から夫に手動で毎月の生活費の半分を入金し、それぞれあとは自由に使っています。
1 毎月の支出はクレカに集約
支出のほとんどは、ひとつのクレジットカード(楽天カード)に集約。
それぞれの楽天ペイやクイックペイなどにも紐づけしているので、漏れなく支出が把握できています。
どうしても現金で支払わなければならないときは、LINEで「立替記録」グループをつくっているのでそこに記入し、毎月「清算会」で調整しています。
それぞれの趣味のものや交際費に使うときは家族カードは使わずに、それぞれのカードやコード決済で支払います。
2 毎月の出費を把握
「清算会」になったら、マネーフォワードで共有で使っているクレジットカードのデータをダウンロード。
その後は、自作のスプレッドシートで管理しています。
ダウンロードした「日付」「内容」「金額」のデータを、スプレットシートのフォーマットに張り付けます。
毎月決まっている支払先は自動でカテゴリ分けされ、それ以外の支出を手動でカテゴリ分けしていきます。
家賃…毎月の家賃
水道光熱費…電気、水道、ガス代
情報費…インターネット回線、携帯電話代に加え、書籍購入費、サブスクなど「情報」を得るために必要なもの。削りたくないもの。
特別出費…レジャー費、家具や家電など
食費
外食費…カフェ代なども含む
日用品費…ドラックストア、育児関連のもの(当たり前だけど子どもが生まれてから多くなった)
旅行積立…旅行経費として毎月5万円積み立て
全ての生活費を合計し、その半分を私の口座から夫の口座へ送金します。
3データの推移を観測
さらに毎月の支出の実績は別タブに記録。
全体の支出の推移のほか、カテゴリ別の推移などそのときに気になった項目を比較しながら、気がついた点や問題点を夫婦で話し合うことが多いです。
また資産の推移も別タブでざっくりと把握しています。
これは、現金、預金、投資資産を含めた金額から、カードの引き落とし総額をマイナスして純資産としたものを算出。(マネーフォワードの総資産とおおよそ一緒になるくらいです)
ここで、資産がどれだけ増えているのか毎月把握することができます。
4それぞれで貯蓄をする理由
上記の流れで、その月の精算会は終了します。
これとは別に個別のお小遣いや貯金・投資などはそれぞれで管理しており、共同口座などは設けていません。
その理由は、前回のブログでも触れていますが、共同口座を持つリスクを感じているためと、お金の使い道は個々人で決めて(互いに相談することなく)自由に使いたいためです。
それでも安心して家計管理できているのは、ふたりともお金の使い方が大胆なほうではないということに加え、いざというときに、マネーフォワードで収入や支出が見れるようになっていることも大きいと思います。