今回は防災時の非常用持ち出し袋について紹介します。
大人2人だけで過ごしていたときは、最悪何かが起こっても「まぁ…何とかなるだろ」精神で、多少の備蓄と無印良品の「いつものもしも備えるセット」を玄関に置いておくだけ。防災意識の低い家庭でした。
しかし2023年に子どもが生まれたことをきっかけに、災害時の備えを見直しました。いつ災害が起こっても(ある程度は)対応できるよう防災グッズを備えています。
マンション暮らしに非常用持ち出し袋って必要?
防災グッズ選びで悩んだのが「非常用持ち出し袋」。よくネットの企画などで特集されている非常用持ち出し袋の中身にはあまりピンとこず…。
というのも、私たちが住んでいる場所の土地柄、津波や火山噴火、土砂崩れ、水害などの心配はありません。(※)
また、耐震基準に適したマンションで、さらに言うと、耐火性のあるコンクリートを使用した建物なので木造の建物よりは燃えにくい。
そのため、「(何かが起きてからor起きる前に)急いで家の外に出て、しばらくは帰らない」といったケースは非常に少ないのではと思っています。
※追記
後々調べてみましたが、富士山が噴火したことによる溶岩流や噴石の心配はありませんが、火山灰の被害に関しての検討が抜けていました。災害対策の見直しを現在進行形で行っております
メインは自宅避難を想定。非常用持ち出し袋はお守り感覚で用意
被災したときのメインシチュエーションは自宅避難になることを考え、一般的な非常用持ち出し袋は不要と考えました。とはいえ、自宅外で避難するケースもゼロではないのも事実…。
念のため、(可能性は低いが何かあったときのために)非常用持ち出し袋の中身は必要最低限のものを準備をしています。
非常用持ち出し袋を使うときに想定している災害
- 通常時での火災(人的災害)
- 地震後の火災(自然災害)
上記の2つの災害をパターン分けして想定してみました。
①火災(我が家のみ)
不注意による火災や、家電火災など平常時の火災では、逃げるのに精いっぱいなのでは?とも思います(多少のボヤであれば鎮火する方が優先ですが…あくまでも起きたら火の海だった!ということを想定しています)。
スマホといつも使っているバッグを持ち出せただけで上出来!とは思いますが…
「もし持ち出せる余力があるならば」と思い、玄関のシューズボックスの扉にポシェットをひっかけています(無印良品のいつものもしも備えるセットのポシェットを使っています)。
・緊急連絡先リスト(私、夫、親族の連絡先)
・家族分の身分証(マイナンバーカード)のコピー
・ボールペン(メモするときはコピーの裏など余白に)
・携帯の充電器
・ばんそうこう
・ヘッドライト
・ホッカイロ
我が家だけの災害のため、最悪現金と連絡先リストがあれば大丈夫。必要なものがあれば近くのスーパーにも買いに行けます。その日泊まるところも近くのホテルなどが考えられます。
②地震からの火災(我が家も周りも被災)
大きな地震が起こるなどして、家が家事になり、まわりの家や建物も被災していてしまった場合、急いで逃げる+1日分くらいは生き延びれるような準備が必要です。
こちらも玄関のシューズボックスにリュックサックを置いています。
・上記のポシェットに加え
(乳児用)
・缶ミルク(6本)
・哺乳瓶&乳首(小さいころ使っていたもので)
・哺乳瓶用インナーバッグ(ボトルを洗わないで済むため)
・オムツ
・おしりふき
・オムツ替えシート
・オムツ用ゴミ袋
※今は生後7か月で離乳食も全く進んでいないため、ミルクのみですが、2歳くらいまでは子どもの成長に合わせてこまめに中身を見直す必要がありそうです。
(その他)
・水
・紙コップ
・食料
・衛生用品(ティッシュ、アルコール除菌、マスク、生理用品、ボディシート) ※適宜おしりふきも使う
・タオル
・アルミブランケット
・レインポンチョ
・カイロ
・ポリ袋
・ヘッドライト(2個目)
・アイマスク・耳栓
・ウォーターボトル(いらないかも)
こまごましたモノが多いので、ジッパー付き袋にある程度まとめて入れ、何が入っているかを記入しています。
あれもこれも入れてしまうと重くなるので、最低限のものを(と言いつつ、結構充実してるかも?)。
リュックの重さは7.2kg。少し重いですが、持てなくはないかな?というくらい。
ちなみに、携帯ラジオや簡易トイレは、持ち出ししないことを想定してリュックには入れずに玄関収納に入れています。着替えも1日くらいの避難であれば命に関わるものではないと思い入れていません。
出番が来ないのが一番ですが、やはり備えておくだけでいざというとき慌てないですみそうです。
現在災害対策を見直し中です。
以上参考になれば幸いです。