出産準備で一番悩んだ買い物がベビーベッド。
「そもそもいるの?いらないの?」「日中はどこに赤ちゃんを置けばいいの?」「家が狭いけど入るかな?!」など、予算も部屋のスペースも限られているわが家では、ベビーベッドを導入するうえで、いくつもの制約や迷いがありました。
最終的には「ベビーベッドは必要」と判断し購入することに決め、1年使ってみて「やっぱりあってよかったし、まだまだ使う」という結論に至り、わが家と同じようにワンフロアの賃貸で、家が広くないという方の参考になればと思い紹介します。
そもそもベビーベッドはいるか、いらないか?
実は周りからは「必要ない!」という意見が多かったベビーベッド。しかし、わが家では必要だと思いましたし、実際あってよかったなと思います。
その1番の理由は安全面の観点から。大人と同じベッドでは窒息の心配があるし、ベビーベッドがない場合には、日中、リビングの床で寝かせることになるのですが、赤ちゃんのそばでうっかりモノを落としてしまったら大変…。
また、安全面の理由以外にも、セルフねんねをするうえでベビーベッドのほうが成功しやすいと聞いていました。
セルフねんねの記事はこちらから↓
狭いわが家でのベビーベッドの選び方
最終的に決めたベビーベッドがこちらのワンタッチハイベッドパル(石崎家具)。
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※ちなみに、色むらや細かい傷のあるB品を購入しましたが、特に問題なしです
6畳もないわが家の寝室で通常のサイズ(長さ120cm×幅70cm)のベッドを置くとかなりの存在感。しかし、ミニサイズのベッドにしたところで、遅かれ早かれ大きなベッドが必要になるので、初めからこのサイズにしました。
選んだポイント①安全性
ベビーベッドに1番求めていたことは安全性です。
赤ちゃんのベビーベッドでの事故の実例を調べると
①収納スペース付きのベッドで、柵とベッドの間に挟まれる
②ベッドの柵を踏み台にして転落する
といった事故がおきています。
そのため、余計な収納スペースがなく、踏み台にできるような柵がないシンプルなベッドを選びました。
選んだポイント②長く使えること
このベッドは最長で24か月使えるタイプ。6歳まで使える海外製のおしゃれなベビーベッドにも憧れましたが(そもそも予算外だったため)、金額と使用期間のバランスに納得のいったこちらに決めました。
また、成長に合わせて用途をベビーサークルやデスクにできるといったものもありますが、そこまで先のことなんて見通せる気がせず…なデザインにも無理がある気がした(そりゃあデスクはデスクとしてデザインされたものが美しいに決まっている)ので、寝るだけしか用途がないシンプルな作りのもので十分だと思います。
選んだポイント③たためるので寝室とリビングを移動できる
寝返りをうつまではベッドの上で過ごすことの多い赤ちゃん。日中は簡易ベッドを利用している方も多いようですが、私はモノが増えるのが嫌だったので、できれば買い足さずに、昼も夜も同じベッドを使うのが理想でした。
本当の理想をいえばは朝起きたら赤ちゃんが寝ているベッドごとゴロゴロとリビングまで移動させ、夜になったら寝室へ戻せるのがラクでいいなと思います。
しかし、一般的な賃貸の扉だと、幅75㎝のベッドが通過できそうになく…。そこでこの折りたたみ式のベッドが役立ちます。
2か所のボルトをはずして床板を持ち上げれば、簡単に折りたためます。折りたたむと幅30㎝ほどになるため、寝室の扉もラクラク移動できます(※移動するとき安定感がなくなるので倒れないように注意します)。
ボルトを外すだけといっても、子どもを別の場所に移動させ、布団をどかして、ボルトを抜き、折りたたんで別の場所まで移動し、移動先で広げて、ボルトを入れ…というステップなので、最初は少しめんどうでしたが、ルーティン化してしまえば全然ラク。
寝返りをうつまではその運用でやっていて、寝返り後からはリビングにやわらかいマットを敷いて布団だけを持ってきています。
その他の安全対策
また、就寝中の死亡事故には気を使っています。
窒息防止のため、ベッドの内側や外側には何にも置いていません。掛け布団は買ったときについてきましたが、一度も使っておらず、寒い日にはスリーパーを着せています。
そして、産院でも使っていてよかったベビーセンスホーム(体動モニター)を家でも活用。
マットレスの下に体動モニターをつけ、呼吸が停止したり不規則に遅くなったりするとアラームが作動して異常を知らせてくれます(たまにスイッチを消し忘れて作動することがありますが、結構大きな音が鳴ります)。
完全に信頼しきるのはよくないかもしれませんが、お守り代わりにあると気持ちが違う気がします。
このベビーセンサーは今でも使っていて、10ヶ月を過ぎたころからマットレスをはいでコードを引っ張る遊びをし始めたので、ベッドの下にコードを這わせていたずらできないようにしています(ベッドの板の穴を少し大きくして、コードを通しています)。
以上、ワンフロアの賃貸におすすめのベビーベッドと運用方法でした。参考になればうれしいです。